* あとがき*
冒頭の詩は北原白秋著:銀座の雨(大正2年)
青空文庫で読めます。
また雨がテーマで…こればっかですねすいません。
夏なので怪談チックにしたつもりが、毎回悪魔と対峙しているので特に違いも無かったですね。
悪魔と知らずに手助けをしたら〜というのが、書きたかった内容です。
久々に人修羅とライドウの会話が多くて、なかなか楽しかったです。戦闘シーンが無いですが、許してやって下さい。
ライドウは、人修羅に後悔させたくて哂って見守るだけで。
人修羅は、フェミニスト行為に見せつつ自己満足と牽制(婦人に対して)をしている。
外待雨(ほまちあめ)は「局地的な、限られた人だけを潤す雨。」の事です。
ゲーム中のカフェーパウリスターノというのは、パウリスタ銀座本店だと思って書いております。
柘榴の味に関しては、鬼子母神関連で…しかも後付俗説だそうで、本当に人肉の味という訳では無いです。人肉が美味しいとは思えないのですが(独断と偏見)
【追記】銀ブラに関して諸説ありと思われたが「銀座でブラジルコーヒーを飲む」は2000年代の商業誌がまことしやかに流し始めた説らしく、それが伝聞されたようですね。
2014年「三省堂国語辞典」(第七版)に『デマである』と明記され始めたそうです。
この話を書いたのは2013年なのですが、内容はそのままにしておきます。
(2018/11/12)