* あとがき*
SS「地獄篇」〜「天国篇」を読んでおくと、それとなく解ります。
イメージとしては煉獄篇より後、天国篇より前。(ダンテ修羅三部作掲載から二年近くラグが有るので、どこかしら矛盾が有りそうですが…)
マサカドゥスを手放した意地っ張りな人修羅。以前、人修羅を介錯し損ねたダンテは、彼の細首を見る度思い出す。
人修羅は、この時既に疲弊し始めている。ダンテがどれだけ共に尽力してくれても、もう繰り返す気力が失せ始めている。終わる事だけを考える様になる。
本編第一章は、つまりダンテの介錯の旅。「解釈」という言葉は、首を斬る以外に「補助する」という広い意味合いを持つ。そういう話のつもりで書きました。
人修羅とは、何気にライドウより付き合いの長いダンテ。人修羅は甘えている。
『介錯/解釈』
『首/解雇(クビ)』
今回は首がテーマなので、マサカド公を出し……あれ?出てなかった…