* あとがき*
43210のキリ番「ライドウ×修羅+凪」です。いよいよ告白した凪…しかし…という話でした。
人修羅と凪のデートと思わせておいて、そんな事実は無かったという…何気に人修羅の活躍が皆無。
凪の想いを無に帰したライドウ。告白が言霊と成り得る、という危機感は多少感じている様子。他者からの愛も傷も、付けさせる事が忌々しい。しかしそれは嫉妬から、とは口が裂けても云わない、思ってない。
人修羅に擬態中の、どこか優しかったり、鋭いツッコミは、功刀の形ではあるがやはりライドウな気もする。カオスサイドに傾倒しそうな己に、恐怖する凪。
そういえば、凪を登場させると必ずと云って良い程何か食べてますね。
良く食べる女の子の描写が、個人的に好きなのです。
そしてアマツミカボシごめんね。
タイトルの零余子(むかご)とは「植物の栄養繁殖器官のひとつ。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。」これはwikiからそのまま…
ライドウは「悪の華」のイメージがいつもあります。