* あとがき*
SS【愛<憎】
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拍手お礼SS【ブランコから】
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SS【とってこい】
の順で読んであると、それとなく繋がります。
タム・リンの抱いたものは、恋慕よりは親の愛に近い。
繋がってまで契約する行為は禁忌の術。それを後々、人修羅にしてしまうライドウ…
リンは“己を殺させる”という通過儀礼を、ヤタガラスの命のまま受け入れる。
ヤタガラスの意図する「覚悟・実力・親離れ・嗜虐」というモノとは違い
「それを与えたヤタガラスを憎むライドウ」という結果を望んでの甘受。
この先、憎悪を糧に生きて往ける様にと願って…それが己を賭したリンの愛。
永劫愛しい仔を縛る、呪いに等しい。黒い…
リンにいざ迫られたら怯えてしまったライドウ…ルシファー相手でも強気だったのに。
途中の暴行シーンは……まあ、いつもの事ですが
とりあえずヤタガラスの一部は変態という事にして下さい。子供相手になかなかの非道。
これは人格壊れる訳です。
…タイトルの生死滲出は精子滲出とかけてます。