* あとがき*
独りが寂しいから、何かに言い訳して求め合う。
矢代は狡い、が、死んだ番に操立て出来る程心は頑丈では無い。
雷堂は、葛葉の名を盾にして人修羅を殺した。
役目を謳っておきながら、嫉妬に溺れた。
首だけになっても愛するつもりだった。
…だらだらしたエロで申し訳御座いません。おまけに矢代がかなり尻軽に見えますが、実際移り気で甘い水の方へと行ってしまうどうしようもなく弱い奴です。でも明の事は、結構揺れてたのだと思います。
塚に撒いたソーマは埋まる腕に染み入り、腕は遠くの主へと呼応して治癒を促進させる。恐らくソーマをただ撒いているだけでなく、何らかの呪いを籠めている。雷堂は、己が愛でる萌芽に毎日癒されている心地で、つやつやしている。病気。
業斗は、自覚は無いがかなり情が移っている。傷付くくらいなら、処世術を身に着けて欲しいといつも願っている。