* あとがき*
勇に関する掘り下げの回、中学時代の事は完全捏造です。戦闘もCP要素も無く、大人しい内容でスイマセン。
先生(仮)が祐子先生なのか否か、明言しません。勇の云う通り、今となってはどちらでも良いので。
後半、複数の声が詰るシーン有りますが、勇には聴こえていません。自分から発された声だとしても知覚していません。
彼の学ランを開けた人修羅が何を見たかは、また近いうちに……
勇って、調子のいい事ばかり言って、実際ズルい所があって、優しさに見せた依存が強く(だから裏切られたと思い込んだら掌返す)
こうして特徴を上げていくとしょうもない人物だが、自己防衛本能の強さが何処から来るんだろう、と想像すると面白い。
同時に、誰か真面目に相手をしてあげた事があるのだろうか、と思ってしまう。
道化のなりそこないみたいな印象が強く、痛々しい。
↓余談↓
《嘯く》とは本来、鳩を呼ぶ為の口笛を指すらしいですね。「嘘吹き」という音が「うそぶく」になったのでしょうか……
「ウソブキ」ってノア(コトワリボス形態)の技名だったと思いますが、なんとなく勇らしくて当時クスっときました。勇の事なんかゲーム中殆ど語られないのに、何故かそう感じました。
タイトルの「帰って来た」とつけたのは、ノアの箱舟で放された鳩のイメージ。