* あとがき*
第一章で殆ど登場しなかった面子を、一気に書いた感じです。ライ修羅前提の長編なのに、そういう要素が1ミリも無い回で申し訳ないです。
氷川氏と祐子先生はいつ頃接点が出来たのだろうか。CPとまでいかずとも、この程度の付き合いは有ったのかな、という捏造です。
互いの中に共鳴する部分が有ったからこそ、一時的にでも組んでいたのではないでしょうか。
私自身は無宗教の体ですが、周囲には結構やっている人が多いので色々聴けて面白いです。輸血しないとか、信者同士で婚姻するとか、その他諸々…倫理が違うなあと思う事も多いですが。
修学旅行で同じ班の子が、宗教上の都合から殆どの施設に入れなかったのは面くらいました。あの若い身でそこまで浸透しているものか、と、そういう驚きでした。
二世はともかく、自分の意思で宗教始めた大人は「どの様なきっかけ・心変わりで入信したのか?」が気になる所でして、それを知る機会はそこそこ有ったので、こういう話を書く際のイメージには一役買います(活かされているかは別として。)
真3の各コトワリを掲げた人物なんて「開祖」になる訳ですから、それぞれの精神論なんかを考えます。
元々持っている人も居れば、突然開いてしまう人も居て、良くも悪くも扉の先は分からないなあと思います。
↓余談↓
《手のひらの東京タワー》ユーミンの81年の曲、結構古いのですが「愛したらなんでも手に入る気がする
今は世界中が箱庭みたい」というフレーズは、書いている祐子先生の意識に沿う気がしました。