* あとがき*
「夜の身体って魂を移し終えた、前の身体はどうしているのでしょうか…?」
という質問を頂いたので、ぼんやりとイメージしていたものを書き出しました。
交尾の後、雌に喰われる雄という妄想。自分の肉を調理して喰わせている夜。悪戯心と支配心と、色々。
味よりも先に、肉にまだ依存している血や精で身体が歓んでいる矢代…な雰囲気で。普段より更に弱っている味覚で、何の肉か判断出来ない様な。
タイトルは鶏がらスープみたいなノリです。
久々に百合ちゃんに登場して貰いました(帳SS『百合の夢』)
冒頭の一文と、最後の夜の台詞はSS『生死滲出』から。夜は捕食側に…なれていないのか?なったのか?