* あとがき*
2013年に拍手御礼SSとして掲載されていたものを発掘、ログにも載せていなかった模様。内容が《帳》本編以降だった為、こちらに掲載。これは劇中にも出てきた「黒塚」を元ネタに書いております。どちらかといえば福島県二本松市の伝説寄りで、夜が云う能の演目≠ナある黒塚(四・五番目物、鬼女物)は少し内容が違ってきます。安達ケ原と言った方が世間的には知られているかも?
(参考:http://www.kanshou.com/003/butai/adachi.htm)
当時、身重の矢代がアクシデントに見舞われる、という話を書きたかったのだと思います。容器としての存在ではあるものの、次代の夜には変わりないので「丁重に扱え」と胎の中身を大事にするのでした。