
眩暈でもしたのかと一瞬思ったが、鳴海の指先がぶるぶると震えているだけだった。
セメダインA号の臭いが鼻を衝く、せっかく淹れてやった珈琲もすでに冷めきっていた。
「そんなに根詰めない方がいいですよ」
「あーっ」
これでも声をかけるタイミングを見計らったつもりだが、どうやら鳴海の動きを全く読めなかったらしい。
硝子越しに歪曲した船は、甲板辺りから建材が一本、妙に飛び出した形になっていた。
「困っちゃうよ矢代君〜」
「俺の所為だっていうんですか」
壜を傾け、狭い入口からマッチ棒を摘まむ鳴海。
指先を使ってさえも震えるその作業を、ピンセットで行うこと自体無謀に感じる。
ようやく失敗を修正出来たのか、ふうっと大きな溜息を吐いて俺を見た。
「海外の接着剤じゃなくて良かったよ、あっという間にくっついちゃうもんな」
「普通の模型ならともかく、マッチ棒でボトルシップとか聞いた事無いです」
「いやでもライドウは見せてきたじゃない」
「あれは……」
先日、ライドウが鳴海に見せたのは確かにボトルシップで、中の船はマッチ棒で組み上げられていた。
鳴海はそれをパッと取り上げると真っ先に底部を確認したが、継ぎ目は無い。
(壜を切断し完成した船を入れ、再び壜を接着して元の形に戻すという方法がある)
本当に可能なのか、鳴海は疑問もあって自らチャレンジしているのだろう。
「まあ、ライドウ器用だもんな。マッチ棒なら“俺の右に出る者なし”と思っていたんだが、いや悔しいなァ」
「どういう自信ですか、っていうかあんな奴と比較しない方が良いですよ」
だって俺は知っている、あいつが悪魔を使って壜の中で造船させていた事を……
最初目にした時、俺はてっきり《壜詰め妖精》だとか、そういう悪趣味なインテリアを作っていると勘違いした。
壜の中でニンマリ微笑むピクシーは、マッチ棒の隙間から俺を見つめてきて、思わずそこから視線を外す。
この悪魔、今となっては苦手だ。ボルテクスに居たピクシーと大差無い外見、俺の傍をふわりひらりと舞いけらりと笑う小さな女性。
いつの間にか笑顔に笑顔で返せなくなっていて、そんな自身が責められるべき人間のような気がして、嫌になる。
「カハクだと鱗粉が付くだろう」
ああ、成程。と云いそうになって呑み込んだ、そんな問題じゃないだろう。というよりカハクの鱗粉ってのは、一般人に視えるんだろうか?
的確に指示を出されたピクシーが、一本一本組んでいくマッチ棒。あんな仕事でご褒美が貰えるとは、いい御身分だ。
俺なんか共闘というより手下みたいな扱いだし、空いた時間に雑用させられたり、憂さ晴らしの道具にされたり。そのくせMAGは渋られるわ──……
「矢代君」
「はい?」
「いや、なんか険しい顔してたからさ」
冷めきった珈琲をすする鳴海こそが、眉間に深いシワを作った。
「なんでアイス珈琲と違って、ホットが冷めたのは微妙になるんだろなぁ」
ソーサーにカップをカシリと置き去り、椅子の背に寄りかかってぐんと伸びをしている。その気侭な姿に一ミリもイラっとしないといえば嘘になるが、俺の不快の本はたった今思い出した出来事のせいだ。
鳴海をおちょくる為に、わざわざズルしてまで用意したのか? 幼稚すぎだろ、いや知ってたけど。
これで鳴海の能力が開花して本格的なボトルシップ職人になれば、探偵以上にのんびり過ごせるに違いない。むしろそっちの方が向いているのでは?
発展性が無いとも限らないので、見せびらかし行為はまだ「しょうがないな」の一言で済む。
それじゃあ、俺の此の苛々は……なんなんだ。あのピクシーが、たかがマッチ棒造船でたっぷり褒美を得ていた事に対する不服か?
「壜に閉じ込めたら可哀そうだよなあ? 小舟は河に、帆船は海に浮いてこそだ、そうに違いない」
自己完結させる鳴海をよそに、俺はライドウに直訴する決心をしていた。
ボトルシップで殴られる覚悟をしていたが、拍子抜けな程あっさりと承諾された。
働きに対する正当な褒美が得られるならば、気に喰わないこいつの手伝いもまだ我慢出来る。
「ではすぐに出よう、支度し給え」
捜査もしくは悪魔に喧嘩でも売りに行くのかと思い、袴の下に革パンを穿いた。自分の炎で衣装を焼くヘマは(最近でこそ)しないが、薄汚れた格好で帰路につきたくはない。
「鳴海所長のボトルシップは完成してたかい」
「船の事よく分からないけど、船体の下の方はなんとなく出来てた気がするな」
「へえ、思ったより粘る。探偵業より向いているのかもね」
「失礼な奴」
でかい亀に乗せられ、そのまま潜水するのかと一瞬身構えたが、辿り着いた先は竜宮城じゃなかった。
電話ボックスひとつ、ぽつんと立った小島。それにしたってこのボックスの造りもゴツいし、陸地自体が不自然な感じだ。人工島だろうか?
ボックス内に入ったライドウが、靴先でコツコツと音を鳴らした。
「君も入るのだよ」
「は? あんたが勝手に電話済ませたらいいだけの話だろ」
「電話しにわざわざ来たと思っているのなら、君も探偵には不向きだね」
「別になりたくないし、普段からそんなつもりであれこれ見てない」
警戒しつつライドウの傍に寄ると……俺が足を内側に納めた途端だ。すらりと黒い腕が伸び、バンと勢いよく扉を閉めやがった。その音に軽く驚くと、ライドウは鼻を鳴らして哂う。
「電話でなければ、何をすると思う?」
「狭い」
これは……絶対おちょくられてるな、乗らない方がいい。
何食わぬ顔して受け流せば、こいつは燃えないタイプだ。妙な事する為だけに、わざわざこんな処へ来るとも思えない。
「ねえ功刀君」
「……“何か”したいならさっさとしろよ、息苦しいんだ」
こいつキス魔だからな、と頭の片隅に偏見が有った。そんな俺が悪いのか、深呼吸も無意味に終わる。
ライドウは嫌がらせのように寄せていた顔をあっさり背け、電話のダイヤルをいじり始めた。
俺は行き場を失った吸気をただの呼気にして、ライドウは黙々と白い指先でダイヤルリングを回す。493……駄目だ、その先は見失った。八桁の番号を入力していたのは確かだ。
数秒の間が有ってから、突如ガコンと揺れた。表に出ようとする俺を制したライドウが、いやらしい顔をして口角を上げた。
「地下に降りている、此の箱は昇降機になっているのだよ」
「なんだよその、秘密結社への入口みたいな仕掛け」
「君にしては察しが良いな功刀君、そうさその通り、この先には僕の秘密の場所が在る」
今更こいつの悪漢ぶりには驚かないが、開いた先の広さは圧巻ものだった。
どれだけ掘り下げたのか、階段を降りるごとに不安が増す奥深さ。所々にスイッチが有り、一層また一層と降りる際にライドウが点けた。位置を把握している事からして、本当にこいつの遊び場らしい。
暫く行くと、とうとう最深部らしき層に到達した。桟橋の様に突き出た足場は、高い足音を弾き出す。その音さえも遠くの暗闇に呑まれていくから、跳ね返ってこない。
『ぅおッ、ライドウ!』
「御苦労」
『今日の差し入れはナニかなぁぁぁ!?』
物陰からひょっこり現れたイッポンダタラ、こいつは恐らくライドウの仲魔だ。以前も部屋の修繕だとか、露天風呂の施工をさせられていた。確かに仕事は速いが……こんな僻地にまで出向させられていたとは。
「物資提供ではないが、援助をしに来た」
『援助行為! エンコーですかァァァァ! お元気だな!?』
「人修羅を応援に就かせる、存分に使うといい」
『コキ使うかぁぁぁぁぁ!?』
ツッコミどころしかないが、ひとまずライドウの説明を待った。
「という訳だ功刀君、君はしばらく彼の作業を手伝う事」
「……数日で終わるんだろうな?」
「フフ、頑張り次第かね」
ピョイピョイと煩い移動をするイッポンダタラ。休憩していたのだろうか、持ち場に戻るようだ。その後を辿れば、巨大な影の輪郭が露わになってきた。まるで鳴海が組み上げている最中の、中途半端に形を成した船。表面は冷たい輝きを放ち、その反射はゆらゆらと鈍色に揺れる陽炎みたいだ。
「二手に別れて作業するとなれば、光源を少し増やすべきだな」
「なあこれ、船なのか。かなりでかい……個人の持ち物には見えない」
「此処は造船所だよ。道中に線路が見えるトンネルが有ったろう、あれは搬出用のものさ」
「なんであんたがこんな物造らせてるんだよ」
「君が知ってどうするの」
「働くんだ、そのくらい教えてくれたっていいだろ。こんな巨大な……まるで戦艦みたいな」
製図台に置かれた図面を見下ろすライドウが、此方を見ずに哂った。
「そうさ戦艦だよ功刀君」
「はぁ?」
「此れが完成したら、僕は日本国の外へ繰り出そうと思っているのさ。何もない狭間を漂うならば問題無い、しかし強国と呼ばれる幾つかの国を横切るにはそれなりの武装が必要だろう?」
「旅行でもしたいのか、っていうかその間帝都の……ライドウの勤めはどうするんだよ」
「日本と関わりの有る国は避けたい、どうせなら未開の地に行きたいね。其処の文明を壊さず、僕はただ眺めるか、いっそ染まるかして。葛葉ライドウとしての己から出航する訳さ」
「家出用の船って事か」
「口を割れば君の頭が割れよう、他言無用だからね。特にゴウト童子には漏らさぬ事だ」
そんな事、云われなくたって分かる。というか、誰に話した所で信じて貰えるんだろうか。
此の施設自体は、以前から存在していたように思える。ライドウが捜査の一環で訪れて、今になって私的利用を始めたという所か。
結局俺はあれから毎日、造船所に赴いては作業した。
電話ボックスまでの送迎はライドウがしてくれるものの、其処から先は一人で淡々と降りる、タンタンと鉄の足場が鳴いては薄く振動する。気配を察したジャックランタンが、ふわふわ下から上がってきて合流する。
『ライドウも意味不明だホ、そんなにお外に行きたいのかホー?』
足場を広く照らすランタン、お陰でいちいち照明のスイッチを押し進む手間は省ける。
『船なんか無くても、ライドウにはコウリュウが居るホ! オイラ実は、一度も乗った事無いんだホー……』
「あんな不安定な龍、管から仲魔出して乗るもんじゃないでしょう」
『人修羅はいつも出されてライドウと一緒に乗ってる、羨ましいホ』
「俺は管に入らないんです!」
なんだそのタンデムみたいな云い方やめろ、しかも俺を悪魔扱いしやがって……
苛々をぶつけるように、その日はがむしゃらに働いた。工程はイッポンダタラが分かり辛いテンションで教えてくれるので、それに従ってひたすら建材を運ぶのがメインだ。接合作業は完全にイッポンダタラの仕事なので、俺は何も考えずに作業が出来た。というよりも、殆ど頭が真っ白だった。
あの口ぶりだと、ライドウはライドウじゃなくなる。葛葉やヤタガラスのしがらみを捨て、過去の自分を消したまま外界に出たいんだ。其処に俺を連れて行く筈がない、俺との契約は実質破棄されたようなものだ。
船の完成を心待ちにしているとでもいわんばかりの、あの愉しそうな眼を見てしまった。笑顔で返せるわけがない、直視に堪えず視線を逸らした。相手の喜びを否定したくなる、そんな自身が責められるべき人間のような気がして、嫌になる。
運命共同体なのだと、喧嘩の真っ最中なのだと、当然の様に思っていたから。此の状態さえありえないだろうと、胸が軋む。狂暴な気持ちが指先に滲み、持ち上げた建材をそのまま一本駄目にしてしまった。悲鳴みたいな音を立て、鉄骨が歪む。気色の悪い音と自分の心音が重なる、少し休んだ方が良い……
『定時に部下を帰すサイッッコォォォの上司ィイ!』
イッポンダタラに促され、今日の作業を切り上げる。階段を上りつつ、またジャックランタンが与太話を始める。
『だいぶ進んだホー、このスピードならあと二〜三日ってところだホ』
「ガワしか作ってないですけど、機能するんですか」
『動力部は別の連中が造るんじゃないかホ?』
「いや、俺に訊かれても……」
『ま、中身無くても動くじゃないかホ、オイラそうだし』
ジャックランタンが云う通り、上層から眺める船はかなりそれらしくなってきた。
建材を更に駄目にしたと嘘を吐いて倍量要求し、それで外径を嵩増しさせてしまおうか……そんな考えが脳裏をよぎった。ボトルシップの船は、狭い口から出られずいつまでも出航しない。
いや、そんなのすぐバレる。イッポンダタラの空っぽに見える頭には、一応図面が入っている様子だし。イッポンダタラがライドウに報告して、俺が此処の作業員から外されて終わりだ。
昇降機で上がると、いつもの様にライドウが待っている。
扉を開けると夕暮れ時で、こうしていちいち迎えに来て貰うのは悪い気分じゃない。
「順調かね」
「ジャックランタンの見立てだと、あと二〜三日だと」
「へえ、それでは僕も準備をしておかねば」
「……俺はその必要有るのか」
思わず訊いてしまった、大タラスクに乗る直前に。
ライドウは無言で振り返り、俺の首筋に指を添わせた。反射的に仰け反ると、クッとうなじを掴まれた。
「擬態、忘れてるよ君」
角を握られ息が引きつる。まるで心臓に糸が繋がっていて、締め上げられているかの様だ。
肯定も否定もしないこいつが怖い、嫌な予感しかしない。
「離せっ」
ライドウの指を解く様に剥がし、亀の甲羅から足を退いた。
脱兎の如く駆け出す俺に、ライドウが何か云い放つ。
電話ボックスに駆け込み、即座に扉を閉める。番号は49399221、この数日で少しずつ覚えていた。
先に降りてしまえばこっちのものだ、背中がヒリつく……おそらく銃撃されたのだろう。状態異常の弾では無いらしい、力仕事の為にガイアを呑んでいたから今更ヒヤリとした。
下に到着する前に、ゲヘナと入れ替える。昇降機は片道十二秒程度、俺が降りたらまた上に昇って今度はライドウを載せるだろう。あいつが来る前に、どれだけ引き離せるかが勝負だ。
『アレッ、どうしたんだホ──』
ジャックランタンが建材に寄りかかり、カンテラを磨いていた。その目の前を駆け抜け、暗がりに突っ込んだ。そもそも真の暗闇では無いので、近距離なら照明は要らない。何より自身が光っているじゃないか、馬鹿馬鹿しい。
最深部まで十五秒かかった、この開きなら俺のしたい事は実行出来る。
『人修羅どうしたァ! ノー残業デイだぞこらァァァァ!?』
イッポンダタラを無視して、俺はすうっと大きく息を吸った。吸気を熱気に換えて吐きつける、船体が赤く輝いた。
でろりと溶解して、孔が出来る。其処に向かって更に炎を吹けば、空洞の内部で勝手に燃え盛る。
『しょ、消火班ンンンンン!』
流石に単独で対処出来ないと察したか、イッポンダタラは早々に場を離れた。
残された俺は、ここ数日間着々と積み上げた成果が融けていくのを、ただ眺めていた。歪曲して見えたボトルシップの船の様に、目の前の船も歪んでいた。
「やれ、凄い熱気だね。単身船を撃沈するとは、とんだじゃじゃ馬も居たものだ」
想像に反し、ライドウは安穏と歩いてきた。隣にはイッポンダタラがくっついて、主人以上に焦っている。
『動機は何だァァァ!? カツ丼カァァァァ!?』
動機……さあ、何だろうな。少なくとも“造船作業に嫌気が差して”では無い。
さっき、ライドウに切り離されたと思ったあの瞬間だ。衝動的に船を潰さなければならないと、そう確信した。そんな事を説明してどうする、というよりもライドウは解っているに違いない。俺が何に不安や疑念を抱いているか……それを察しつつ現場に配属させたんだ、こうなる事さえも想定内だったんだろ?
「消火はジャックランタンの友人共に頼んである、僕は確認が済んだので事務所へ戻るよ」
この現状を前にして、あっさりと云い放つライドウ。着々と進んでいた計画が頓挫したんだぞ、少しは怒るなり落胆なりしろよ。それとも、まだ控えのドックが在るのか、其処に別の船でも?
「キレないのかよ、自分の船燃やされて」
「……ククッ」
奴が喉で哂い始めたから、キレるまでに若干タイムラグが有っただけ、そう思った。
しかしライドウは朱い炎に照らされつつ、本当に可笑しそうに腹を抱えていた。
「まさか、君は此れを本物の戦艦と思い込んでいたのか功刀君」
「本物も何も、そこの図面も有るし……って燃えてるな。ともかく、俺が見てきた限りでは船の形だった」
「形が同じだと全て本物だというのかい。では壜の中の船も本物という可能性があるね」
「何だよ、じゃあコレ偽物だっていうのか」
「実用性の有無で判定されるというのなら、此れは偽物という事になるかな」
偽物ってなんだよそれ、こんな馬鹿でかい偽物有ってたまるか。
そう唱えそうになって、咳で濁した。吸い込む空気も確実に濁ってきている。ライドウは外套の立襟に口元をうずめている、そろそろ生身の人間には危険な濃度かもしれない。
「おい……俺も帰っていいのか、此処に残らなくても?」
「君が居た所で、消火係の邪魔になるだけだ」
「じゃあ遠慮なく帰らせて貰うからな」
此方が云い終わらぬうち、にライドウは階段へ向かっていた。すぐさま後を追うが、あろう事か奴は階段手前でアズミを召喚した。
『おひさライドウちゃん、って此処あっつ! サウナってねぇ、実はあんまし身体によくないんよ』
「階段が面倒だ、早く上りたい。シャツも肌にはり付いて、不快な事この上ないね」
『あらーてっきり冷却の用と思ったんに、ソッチなの? てかえっ、上着脱いでよライドウちゃん!』
「働き次第で」
『おばちゃんがんばっちゃおうかねェ!』
アズミは此方を一瞬見たが、口元で「ごめんな!」とだけ呟き、ライドウを飛行で連れ発った。
残された俺はポカンとそれを見上げる。連中は一層毎にジャンプする要領で、あっという間に最上層へ着いていた。
「くそっ」
思わず吐き捨て、仕方が無いので階段を駆け上がる。
道中ジャックフロストの群れとすれ違う、だらだらと汗を流しているのか融け始めているのか『ブラックな現場だホ』との呟きが耳に残った。
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