
二度目の平成を迎えた人修羅は、悪魔の生を謳歌するつがいに対し、今更の引け目を感じる。人の生を捨てながらに、人の暮らしをなぞる日々、それは想像よりも遥かに、自分たちを人間に近付ける──。 シリーズ〈帳〉から表題作『光の陰』ほか、過去にライドウの教育係であったと自称する悪魔が、探偵事務所を訪れる『Ephemera』など、闇の中の悲喜こもごも、夜と矢代の物語。
- 『光の陰』
- とあるシェフのレストランを捜しに出たものの、旅行先で悪魔トラブル。後日、何故か再び式を挙げる流れに──。 帳番外編、つまり後天性女体化の人修羅です(この話ではずっと女性体)過激ではないものの、明らかな性行為シーン有り。〝この男に相応しくないのではないか〟〝身体も心も本来から離れている〟そんな苛立ちや不安を滲ませる人修羅と、冷たくも静かに包むライドウ。※「補完小説」ページに加筆(二度目の初夜)掲載予定。
- 『Ephemera』
- 探偵事務所を訪ねてきたのは〝襲名以前の十四代目ライドウを教育していた〟と名乗る怪しい男。留守を預かる人修羅は、その男を悪魔と疑い──。下記【注意点】の通り「補完小説」ページに掲載予定。こちらは帝都舞台の通常ライ修羅です。ライドウの過去が絡む為、関連作品を読了しているとイメージし易い内容。
- 『光の陰』▶SAMPLE
【注意点】冒頭あらすじは裏表紙から引用。しかし『Ephemera』が収録できなかった為、それを本サイトの「補完小説」ページに掲載する形となります。購入の際は、その点をご了承くださいませ。
発行日:2023.2.12(アナザーコントロール19)
〔68P/A6文庫サイズ/R18/元値¥700/両面ポストカード付属〕
本・ポストカードの外観写真など、詳細はBOOTHページにて御確認ください。また「通販取り置き」申請済みの方は、注文ページの「取り置き申請済みの方へ」という注意事項を御一読ください。